障害福祉施設で働くときに、心がけたい利用者へのケアとは?
障害福祉施設では、一人一人考え方や障害の状況に違いがありますので、あまり考え方を押し付けたり、物事を強制的に進めるのは良くありません。
利用者それぞれに個別の状況がありますから、まずは利用者一人一人の人格や背景を尊重すること。
そしてその人に合ったケアを提供することが重要です。
利用者と対話をし、細やかな気配りを心がけることで、利用者との信頼関係を築くことができます。
日々一緒に作業する上で、利用者とのコミュニケーションを大切にすると、相手がどんなことに対して意欲的だったり、辛く感じるかといったことが理解できるようになってきます。
利用者の心理を読み解く上で重要なのは、言葉でのコミュニケーションと、そして表情。
会話がままならない利用者もいらっしゃいますから、そういった時は表情を見ることで気持ちの起伏を感じ取ることができます。
そしてチーム内での連携と情報共有も重要です。
利用者へのケアを行う際には、チーム全体での連携や情報共有が欠かせません。
例えば、「誰々さんは今こういったことに対して意欲的」、「今はこんなこともできる」などの進捗を共有することで、サポートの仕方も変わってきます。
情報が共有できていないと、サポートしなくても良いところまでサポートしてしまったりといったことが起こり得るので、しっかりと情報共有しておく必要があります。